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山形自動車道川崎ICから東へ約1kmほど。戦国時代も仙台と山形を結ぶ笹谷街道がある交通の要衝で砂金氏が収めていた場所。城跡は、三重に重なり曲線を描く土塁が美しい形のまま残り、「土の芸術」と呼ばれる。近年、その歴史的価値が認められ、高い評価を得ている。
川崎町大字前川地区
支倉常長は元亀2年(1571年)米沢の伊達家藩士・山口常成の子に生まれ、7歳で伯父・支倉時正の養子となって養祖父・支倉常正が築いた上楯城で成長しました。支倉氏は禄高1200石で伊達藩の中級武将です。
二本の杉の木が幹で一つとなり、再び二つの杉になった珍しい杉です。国道286号線から県道119号線に入り、富岡中学校先の左手にあります。
住)柴田郡川崎町支倉字仁田子
樹齢約400年の藤の古木で、樹高は28mにおよび、杉にからまりながら生長しています。5月中~下旬にかけて紫色の美しい花をたくさん咲かせます。
住)柴田郡川崎町支倉字滝前
山海の幸と川崎産食材で作られた日替り弁当(写真)は、ボリューム満点でおいしい。支倉歴史街道を訪ねる際にぜひ!
はせくら弁当(日替)500円
住)柴田郡川崎町支倉台1-4-1
Tel)0224-86-2711
休)水
営)9:00~19:00 P)なし
旧家をオーナーが手づくりで改装した個人美術館。石蔵・納屋に絵画が展示され「空想の庭・神遊」がつなぎます。
住)柴田郡川崎町支倉堀の内89
観覧希望の方は 090-1932-9280(松宮)まで
P)6台
円福寺は平安時代後期の創建とされ、本尊は塑像の延命地蔵菩薩です。脇仏にマリア観音像が配されています。支倉家の菩提寺で本堂裏手の斜面に常長の墓があります。 常長の墓 円福寺境内には、キリシタンゆかりのイカリの印がある石碑があり、常長の墓も有力とされています。 マリア観音 円福寺の脇仏として、仏像に模して祀られていることから隠れキリシタンの証拠とされています。
湯主・佐藤仁右衛門から22代続く御殿湯「不忘閣」。 伊達政宗公が「この地忘れまじ」と"不忘"と名付けたと伝わる名湯です。 館内には、蔵湯、大湯など6湯あります。 政宗像や文人の書画・古書などが収められた青根御殿の資料館は、女将の案内で見ることができます。(宿泊客限定)
ノスタルジック 羽前街道 川崎町役場から南へ1.5km山形自動車道を超えた先の前川地区から、蔵王町方面に分け入る古道が「羽前街道」。 車で行くには狭い道で、古道の方は歩くのもやっとですが、そこかしこで”歴史の証人たち”に出会うことができます。 羽前街道は、川崎宿と宮宿をつなぐ道です。 黒龍不動尊(お不動さん) 鳥居をくぐると、まずユニークな顔のお不動さんが迎えてくれます。祠(ほこら)は新しいものですが、脇のご神木は樹齢100年以上。ご本尊は奥にある滝の中です。昔は3体あったそうですが、大水で流され2体になってしまいました。周囲の黒い崖と滝の白い水しぶきが美しく「黒龍」の名となりました。地域の守り神として知られています。1月末から2月中旬の間、祠の隣に見ごたえのある「つらつらの滝」も出現します。 毒清水(どくしみず) 前九年の役のこと、敗走する安倍貞任軍が清水に毒を放ちましたが、八幡太郎義家は神のお告げで、この水を飲まず、黒龍で休息し追走できたため、義家が不動明王を納めたと伝えられています。 四方峠(しほうとうげ) 「江戸へ百里笹谷へ五里」・・長旅の道しるべとして重要な碑でした。昔は四方を広々と見渡せたのでこの名となりました。
イーレ!支倉王国と共に新たにできたワイナリー。山形の高畠や青森のぶどう農家から仕入れたぶどうを使った、添加物無しの自然ワインを造っています。建物内のワインショップENOTECAでは、ワインの試飲と試食も楽しめます。農場のシンボルの猫をイメージしたラベルが特徴のワインは、お土産にもピッタリです。
川崎町支倉塩沢9