さいとうもきちかひ
笹谷峠の頂に立つ、山形県出身の歌人・齋藤茂吉の歌碑。
「ふた國の 生きのたづきの あひかよふ この峠路を 愛しむわれは」の歌が刻まれています。
「ふた國」とは宮城県と山形県のことで、むかし父が通った頃には栄えていたが、今ではひっそりとしてしまったと年月の流れを嘆いた歌です。
茂吉は14歳の時、この笹谷峠を越え、仙台から上京しました。