かわさきあそび2013夏号
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03かわさきあそび キャンプで欠かせないテント。最初はレンタルでキャンプ経験してから購入した方がいいでしょう。テントは「ハウス型」と「ドーム型」に大別され、ハウス型は広く居住性も快適ですが、組み立てが難しく重いのが難点。一方ドーム型は、軽くて組み立ても簡単。持ち込む荷物を考えて、参加人数に1〜2名分を加えたサイズを使うとよいでしょう。 ロープは野外活動の必需品。ロープが緩まない結び方や、場面に応じた多様な使い方ができます。取扱説明書をよく読み、用具の種類と数を確認してから設営作業を始めます。やや高く雨水がたまらない平坦な場所を選び、入口が“風下”になるように、「SSテープ」を広げペグ(くぎ)で止めていきます(ドーム型はテント組立後に地面に固定します)。パイプ製の支柱を組立て、寝室にあたる「インナー」を広げ、支柱の所定位置にある止め具に取り付けます(ドーム型は支柱を通しながら組み立てるタイプが多い)。インナーの上に風の通るすき間ができるように「フライ」(屋根にあたる~防雨・防寒)を取り付けます。馴れれば、30分ほどでできるようになります。古新聞を縦4つに裂いてまるめ、5~6個作って立て置きに。その上になるべく細いマキを数本乗せ、新聞紙に火をつけます。細いマキが十分燃え出したら、マキを「ハの字」型に乗せて、空気の通り道を作りながら火を大きくします。ナベや飯ごうをのせたら、真下に火がくるように位置を調整します。<作り方> ごはん①無洗米を使えば、米をとぐ必要がなく便利です。②飯ごうの中ブタは、すり切りいっぱいで米2合です。③飯ごうの内側にある4合の目盛まで水を入れたものを2つ作り、火にかけます。④飯ごうのフタのすき間から泡が噴き出てきたら、フタにマキなどをあててみるとゴーッと「沸き立つ感じ」に振動しています。この振動がなくなったら飯ごうを直火からよけ、金網の隅などで蒸らしておきます。根菜類は薄く・小さ目に切ると火が早く通ります。具材を入れたら、火力に応じて手早く炒めます。飯ごうで炊き上げたごはん。底の方が焦げても気にしない!かんたんカレーの出来上がり!自然の中の食事はなぜかぐっと美味しい!アウトドアで役立つロープワーク楽しい野外活動や、いざという時に役立つのがキャンプの知恵。最初は失敗だらけでも、次にはずっと楽にキャンプができるようになります。あなたもぜひ、家族や仲間でキャンプ体験を重ねてみましょう!!112345123452テントが完成!こぶを作る●はしご代わりにする●持ち手やものをかける時に便利オーバーハンド・ノット(とめ結び)フィギュア・エイト・ノット(8の字結び)ロープに輪を作る●バケツで水をくむ時●木にロープを張る時ボーライン(もやい結び)1234

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