かわさきあそび2013秋号
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03かわさきあそび 宮城・山形両県を中心に親しまれている郷土料理です。昔から、稲を収穫するころに河原や田の畔で家族や仲間が集まり行われています。秋田や福島でも行われる地域があるようです。 仙台風でも、山形風でも、芋煮の主役は「里芋」。前夜までに皮をむいた里芋を下ゆでしておくと、汁がドロっとせずおいしくできます。里芋に限らず根菜は水から煮るのがポイント。芋煮会用の里芋は沸騰したらアクを取り、2縲鰀3分で竹串をさして「やや堅め」で火を止め、冷水に晒しておくとよいでしょう。 当日は、鍋に多めの水をはり、「ちょっと薄味?」くらいの味つけがちょうどよく、鍋を楽しみ時間が経つうち煮詰まっても、おいしくいただけます。秋は、野外で楽しむ「芋煮会」が最高!!家族で、仲間で、職場で…鍋をつつけば「絆」も深まります。そこで、2大風味の仙台風・山形風の芋煮をつくってみました!今年はあなたも、自然あふれる川崎町で、芋煮会いかが?仙台風山形風 仙台風芋煮は、豚肉と野菜などを多めに入れるのが基本。豚肉の臭みを消すため、生姜を入れた 山形風は、醤油と酒、砂糖を入れた汁に、里芋・牛肉・こんにゃく・ネギだけ、というのが昔なが里芋は下ゆでを!せっかく川崎町で芋煮を楽しむなら、川崎の手づくりこんにゃくを使いたいもの。川崎こんにゃくは昔ながらの手づくり製法だから、空気穴が多く味が浸みやすいためおいしいのです。川崎蒟蒻加工組合 笘踀0224-84-6135 芋煮は秋に野外で食べるのが最高ですね。味付けや材料は各ご家庭のお好みでよく、川崎町でも仙台風の芋煮が多いようですが、すぐ隣が山形ですから、ご紹介した山形風も試してみてくださいね。牛肉と醤油ベースの汁はおいしいですよ!!指導:るぽぽかわさきの「芋煮プロ!」豚肉と味噌がベース牛肉と醤油がベース川崎名物・玉こんもいかがチョコ♪山形市出身。東京のホテルで料理の修業を積み、現在、るぽぽかわさきを運営する(株)まるみつ社長・料理長。るぽぽかわさき・笹谷オートキャンプ場岸 久 さん芋煮芋煮かわさきでやろうよ!煮芋「芋煮」ってなに?

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