牛肉と醤油がベース
山形風は、醤油と酒、砂糖を入れた汁に、里芋・牛肉・こんにゃく・ネギだけ、というのが昔ながらの味わい。庄内地方では味噌仕立ての所もあるそうです。仙台風との違いは、汁の味をしっかりと決めて、肉とネギを最後に入れるところ。甘味のあるすき焼き風の味わいは、子どもたちも喜ぶこと請け合いです。
●材料(4~5人前)
里芋・牛肉(各1人分120~150g)
こんにゃく(板1枚) ※玉こんを使うことも多い
ゴボウ、長ネギ
醤油、酒、みりん、塩(適宜)、砂糖(多め)
●作り方
1.水をはった鍋に、こんにゃく、里芋、ゴボウ、醤油、酒、みりん、砂糖を合わせて煮る。この段階で、それぞれの量を加減しながら好みの味にととのえる。
2.ひと煮立ちしたらアクをとり、牛肉を入れる。
3.仕上げにネギを加える。
4.山形風芋煮の完成。やや甘めでシンプルながら、飽きない味わいがある。