川崎町のおもしろ人

木勘坊・柴崎良一さん

「木の玩具」づくりに打ち込む
木勘坊・柴崎良一さん

オーナー柴崎さんご夫婦(写真)

国道286号を山形方向へ…並行する山形自動車道・古関PAを過ぎた先の右側に、ログハウスが見えてきます。この「木勘坊」は経営する柴崎良一さんが仲間と一緒に建てた"汗の結晶"。
中にはたくさんの木の棚に、これまたたくさんの木のおもちゃが、所狭しと並んでいます。木の人形・ロボット、ろくろ挽きのこけしやコマ、ヨーロッパを思わせる小さな家たち、切り株のイスに木のかご、音のする玩具、そして動物の形をした動く玩具…そのどれもが、今にも踊りだしそうです。
「次はどんなのを創ろう…と考えているときが一番幸せ。木の玩具は夢があるでしょう?」という柴崎さん。ともに東京の下町出身のご夫婦が川崎町に移ったのは約15年前。若いころ電気関連の企業に勤めていた柴崎さんは、国内を転勤したのち、ドイツで10年間の海外勤務を経て脱サラしたそうです。
ドイツでの暮らしを体験し「田舎暮らしをしたい」と考えるようになったといいますが、農業経験もなく、田舎で暮らすには何か技術が必要…と、長野県の木工訓練校で家具や木工の技術を学んだそうです。そして雑誌で見つけた笹谷の現在地を訪れると「一目ぼれでした」と柴崎さん。
「自然が豊かで、食べものがおいしい。雪かきが大変なこと以外はとても気に入ってます」と笑う奥様がつくる料理は、絶品のドイツピザ・ソーセージタッシェやチーズフォンデュ。しっかりした味わいのドイツ黒ビールやヴァイツェン・ビールとともに味わえば、もう最高です!

木勘坊DSC00087

木工品・コーヒー・カレー木勘坊
住)柴田郡川崎町今宿道下19-8
Tel)0224-84-4937
営)11:00~19:00
休)水・木曜定休(祝日は営業)
駐)12台


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奥様自慢のソーセージタッシェ

p10木勘坊の左下 木勘坊DSC00091
玩具づくりに取り組む柴崎さん
店内に並ぶ木の玩具たち

更新日|2013/12/10

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